ハメドゥスト    テヘラン通信   第4号 








◆テヘラン市内と先生の住んでいるところ
 テヘランには1979年の革命以後、人口が急激に増えているそうです。日本のような衛星都市はなく、町そのものが大きくなっていっているらしいです。街では、男の人はぶかぶかめのズボンに長
袖シャツ姿、女の人はルサリーにコート、またはチャドル姿です。男女とも、イランの人達は、黒色系統の服装です。
 街中の店やビルの壁と看板などで、ホメイニ師とハメネイ師の顔の絵や写真が見ることができ、人々の彼らに対する尊敬の気持ちが感じられます。また、同じように「Down With USA(アメリカを倒せ)」の文字が街中に見られます。

質問:なぜ、下線部のようなことがあるのでしょう。

 先生はザファールという通りの近くに住んでいます。地図の北東にあるニアバラン公園には昔の国王シャーが建てた宮殿があり、世界各国からの贈り物や見事なじゅうたん、広くてきれいな部屋があり、大変立派なものでした。南には有名なバザールがあります。ここは迷路のようになっていて、いろいろな品物が売っていてないものはないらしいです。残念ながら、最近南部は治安が悪く、バザールには行けていません。
 ザファールは見つけられましたか?先生はたいてい、ザファールとモダレス、ミルダマードシャリアティーに囲まれた地域で生活しています。近くのメラット公園では、イラン人の人達がサッカーをしているらしいので、今度一緒にしにいこうと思っています。
 それでは、みなさん。ホダフェス。


                交通事故を見てしまった! 

テヘラン市内は、高速道路(フリーウェイ)が発達していて人々の移動は車であるということを以前言いました。先生の住んでいるところも道がきちんと整備され、多くの車が走っているのですが、車も歩行者も非常に交通マナーが悪く、驚いています。いつ事故が起きてもおかしくないくらいです。交通事故で車が止まっていることは毎日見られます。先日は目の前で、走ってきたバイクがドアを開けた車にぶつかる事故を見ました。男の人がぶつかった瞬間に「うっ」と声を出したかと思うと、4、5回道を横切って横転して、先生の足元までやってきました。一方通行の道だったので、その人は無事生きて助けられましたが、そうでなかったらと思うと・・。ちなみに先生も1度、車にはねかけられました。車にはみなさんも気をつけて下さいね。